HorliX & OpenOcean の問題

Horos』は OsiriX を Fork して Free DICOM Medical Image Viewer として開発されている macOS 上の  64bit アプリです。
そのHorosを Fork したものが HorliX です。

OpenDolphinは経済産業省の連携医療開発プロジェクトで開発されたオープンソースの電子カルテシステムです。
そのOpenDolphinを Fork したものが OpenOcean です。

HorliX と OpenOcean の配布を行っているのは同一人物です。

OpenOcean については 2018/11/26日に MOSS から GPL 違反の詳細が公開されています。

HorliX も LGPLv3(GPLv3)ライセンス違反が疑われ、且つそのソースの殆どが Horos Project に参加している有為な方々の成果であるにも関わらず『Copyright © Hiroaki Inomata and air-h-128k-il』と表示する(著作権違反)等の問題を含んでいます。
又、Horos を Fork しているのですから改変部の文章による公開を含めて LGPLv3(GPLv3)ライセンスに基づき適正なソース公開要求には応じなければなりませんが無視したままです。
(GitHub に問題点など書き込まれると都合の悪いものは Close してしまいます。)

OpenSource を Fork することはライセンス上問題ありません。
従って HorliX と OpenOcean の作者にはオープンソースを Fork する技量をお持ちなのですから LGPLv3(GPLv3)ライセンスに基づいてオープンソースの文化を汚す事無く発展に貢献して頂きたいモノです。

ライセンス違反や著作権違反をしているソフトウェアの使用や推薦を行う事は恥ずべき事ですが不思議な事にスーパードクターと称される医師や大学の先生等、 普通に考えれば社会的ステータスのある方々の SNS にこれらの記事が見受けられるのは残念な事です。

誤解しないで欲しいのですが HorliX と OpenOcean を否定しているのではありません。
LGPLv3(GPLv3)ライセンスや著作権法等を遵守して健全なオープンソースのフォーク成果物として発展する事を願っています。

彼是

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